ハンブルクの公共交通機関フリーパス「Tageskarte」って観光に有効?
Tageskarteのこと詳しく教えて!
- Tageskarteが利用できる交通機関、有効期限や有効区間など概要
- Tageskarteの買い方、使い方
など、ハンブルクの交通フリーパス「Tageskarte」に関するあれこれを紹介・解説します。
この記事を書いている僕は、2019年の3月にヨーロッパひとり旅でドイツのハンブルクを訪れました。滞在期間は半日ですがハンブルクの街を体感し、観光知識はわりと高めです笑
この記事は観光当時の体験談をもとに書いています。
もくじ
Tageskarteの概要
Tageskarteとは?
Tageskarteとは、HVVが乗り放題になる交通のフリーパスです。
※HVV(Hamburg Verkehrsverbund):ハンブルクの州内公共交通機関
HVVにはS-Bahn(州内電車)、A-Bahn(郊外電車)、U-Bahn(地下鉄)、バスと多くの交通機関があります。
Tageskarte1枚あれば全部に乗れるから便利ですね。
くわしくは在ハンブルク日本国総領事館の公式サイトで解説されています。
Tageskarteの種類・料金
Tageskarteは有効期限別と有効エリア別に多くの種類があります。
それぞれを組み合わせたチケットが購入できますよ。
9 am Day Ticket | 当日9時以降、終日有効のチケット |
---|---|
All Day Ticket | 終日有効のチケット |
1–2 fare rings (rings AB) |
リング1~2内で有効のチケット |
---|---|
3 fare rings | リング1~3内で有効のチケット |
4 fare rings | リング1~4内で有効のチケット |
Hamburg AB | AB内で有効のチケット |
fare rings ABCDE | ABCDE内(全範囲)で有効のチケット |
リング等については下マップのとおりです。
出典:HVV
ハンブルクの街がABCDEの5つのリング状に区分されていますね。
例えば「3 fare rings」だと中心から3リング、A~C区間が有効範囲ということになります。
「1–2 fare rings (rings AB)」と「Hamburg AB」が一緒な気もしますが、この違いは今なお謎です。。
有効期限と有効エリアで、チケットを組み合わせた料金は下表のとおりです。
たくさんの種類があるので観光プランにピッタリのチケットが見つかりそうですね。
1–2 fare rings (rings AB) |
|
---|---|
3 fare rings |
|
4 fare rings |
|
Hamburg AB |
|
fare rings ABCDE |
|
※9am:9 am Day Ticket
※All:All Day Ticket
上記の他、1回乗車用のシングルチケットや子供用チケットもあります。
最新情報も含めてHVVの公式サイトより下記をご確認いただければと思います。
ハンブルク観光にお勧めのチケットは?
っていうことが次に気になりますよね。
ハンブルクの有名観光スポットはほぼAのring内にあります。
なのでチケットは最小区間「1–2 fare rings」でOKですよ。
ハンブルク中央駅、ハンブルク空港
ハンブルク市庁舎、世界遺産の倉庫街、ミニチュアワンダーランド、アルスター湖、聖ミヒャエル大聖堂、レーパーバーンのビートルズ広場
Tageskarteの買い方
Tageskarteは駅にある券売機で購入できます。
その手順を解説します。
ここでは有効区間「1–2 fare rings (rings AB)」の「9 am Day Ticket」を購入します。
ごめんなさい。
まずは券売機のトップ画面です。
ドイツ語がよくわからないので、英語に切り替えますね笑
画面下部のイギリス国旗を選択肢します。
英語表示になりました。
「Hamburger Verkehrsverbund(HVV)」を選択します。
次の画面で「9 o’clock all-day ticket HamburgAB」を選択します。
ちなみに、終日チケットは右隣の「All HVV day tickets」です。
たまたま購入したかったチケットがここで出てきましたが他の種類は、、ちょっと謎です。。
次の画面で、子供用のチケットや終日チケットに切り替えられるようですね。
また、等級も1st classも乗れるようにグレードアップできそうです。
特に不要だったのでこのまま「Pay」ボタンを押します。
支払い画面になりました。
支払いは現金とクレジットカードどちらでもOKです。
支払いを済ませてしばらく待つと、、、チケットが出てきました!
Tageskarteの使い方
ハンブルクの鉄道には改札がありません。
なのでTageskarteを持っていなくとも物理的には鉄道は利用できちゃいます。
もちろん法律的にはアウトなので必ず持っておきましょう笑
私服警官だか鉄道職員だかが車内を巡回していてチケットの提示を求められるようですね。
基本、その時にチケットを見せればOKです。
バスに乗るときもチケットは運転手がチェックするというアナログな手法です。
一番前のドアから乗車してチケットを運転手に見せる感じです。
ちなみに、降りるときは一番前以外のドアからです。
Tageskarteまとめ
以上、ハンブルク観光のフリーパス「Tageskarte」のあれこれ紹介・解説でした。
ハンブルクの観光準備
さいごにハンブルク観光に関する情報をまとめます。
まずはハンブルクへのアクセスについて。
ハンブルク市の中心から北北西約9kmの場所にハンブルク空港があります。
空港からハンブルク中央駅までは電車で約25分です。
しかし、残念ながらこの空港への日本からの直行便はありません。
日本から直接ハンブルクへ行く場合はどこかの空港でのトランジットが必要ですね。
航空券の購入は格安チケットを検索できる、スカイスキャナーやトラベルコが便利です。
ですが検索結果のまま一番安い代理店で航空券を買うはけっこうリスクがあります。
というのは、
- 格安代理店は購入時にトラブルが発生しているケースが多くある
- いざトラブルになったとき、カスタマーはほぼ日本語非対応で不親切
といった事例があるからです。
僕はざっくり以下の手順で航空券を買っています。
ちょっと手数が多くなりますね。
でも安心・安全のために頑張ってますよ笑
Surprice (サプライス)で航空券を検索
H.I.S.で航空券を検索
ハンブルクで宿泊するのなら中央駅の東側がオススメです。
この辺りにはホテルが多くあります。
中央駅までアクセスも良いのに、けっこうリーズナブルなホテルもありますよ。
観光効率を考えると、ここらのホテル予約でハズレなしですね。
ホテル予約にはExpediaかagodaがオススメです。
どちらもサイト構成が分かりやすくて希望する条件のホテルが探しやすいです。何かとキャンペーンもやっているので、けっこう格安の予約もできます。
※Expediaの気になる評判はExpedia(エクスペディア)の評判でまとめています。
また、ホテルの雰囲気を探るにはBooking.comが抜群です。
外観や客室の写真が多く載ってるので、視覚的にホテルのイメージがつかみやすいです。
これらをあわせて利用することで、わりと失敗のないホテル選びが実現できますよ。
まずは旅行保険の基礎知識。
旅行保険には、
- 持っているだけで海外旅行保険が付帯するクレジットカードがある
- 旅行保険は加入した分だけ適用額を合算できる
という耳寄りな情報があります。
【参考】一般社団法人 日本損害保険協会
つまり、旅行保険付きのクレカをたくさん持っていたら、わりと手厚い保険が適用されますってこと。
ぶっちゃけ、旅行時に加入する保険会社の保険は不要になりますよ。
なおかつ年会費無料であれば、完全0円で海外旅行保険が適用されますね。
そんな都合良いクレカは中々ありませんが、探しに探しました。
僕は海外旅行には上記クレカを持参しています。
ただただ持ち歩いているだけで効果があります。なので支払いやキャッシングでは使っていません笑
この機会にサクッと申請しちゃいましょう♪
参考までに「ヨーロッパ」「2週間」「ひとり旅」って条件で旅行保険をざっくり検索したところ、価格は5千円〜1万円くらいでした。
海外旅行保険を見積もりする
これがタダになるのは嬉しいですね。
さらに詳しい情報は海外旅行にオススメのクレジットカードで紹介しています。
ハンブルク観光およびドイツ観光のガイドブックは「地球の歩き方」がオススメです。
紹介されている情報量が他誌とくらべて圧倒的に多く、この1冊さえあれば十分に旅を満喫できますよ。
その他のガイドブックも含めて海外旅行にオススメのガイドブックで紹介しています。
以上です。