ガイドブックは「紙」と「電子書籍」どっちを持って行った方がいい?
あと、お勧めの電子書籍も詳しく紹介して!
- 海外旅行のガイドブックは「紙」か「電子書籍」か
- 海外旅行にお勧めのガイドブック
- お勧めガイドブックを詳しく解説
など、海外旅行には欠かせない「ガイドブック」について、あれこれ紹介・解説します。
そのほか海外旅行の準備に関することは下の記事でまとめています。
もくじ
海外旅行のガイドブックは「紙」?「電子書籍」?
結論として、海外旅行に持って行くガイドブックは、断然「紙」の本がお勧めです。
その理由は以下のとおり。
- 「ページの移動」や「複数ページの同時閲覧」が簡単
- トラブルに巻き込まれるリスクを回避
順番に見ていきます。
紙のガイドブックは「ページの移動」や「複数ページの同時閲覧」が簡単
「紙」の本でガイドブックを持つ一番の利点です。
ガイドブックで観光施設を調べようとするとき、
- 地図のページ
- 観光スポット詳細のページ
- 交通手段のページ
など、あちこちのページを行ったり来たりしますよね。
ときには複数のページの内容を一緒に見比べたい!ってこともあります。
以上の作業は「電子書籍」には完全不向き、非常に面倒臭いです。
反対に、「紙」の本であれば、物理的にパラパラめくれるし、小口が色分けされるなど目的のページが探しやすいです。
旅先で調べ物をしたいときはパパッと済ませたいです。
これは「紙」の本の完全勝利です。
紙のガイドブックでトラブルに巻き込まれるリスクを回避
海外に日本ほど治安の良い国って、まぁありません。
電子書籍のガイドブックを見るってことは、スマホやタブレットが必要ですよね。
そんな精密機械を海外で人前に晒しながら歩くってなかなかリスキーなことですよ。
スマホやタブレットって日本ではお馴染みのツールですが、国によっては超高級品になります。
スリや強盗には、
って言いながら歩いているようなものですからね笑
そこらへんのセキュリティ意識は敏感すぎるくらいな方がいいですよ。
電子書籍でガイドブックを持つのメリットもある
とは言え、海外旅行のガイドブックを「電子書籍」で持つメリットもあります。
- 移動が身軽になる
- 分冊を購入できる
「電子書籍」のガイドブックは身軽に移動できる
「電子書籍」のいちばんの恩恵ですね。
特に、たくさんの国を周遊する場合にこそ、その効果が絶大です。
スペース的にも重量的にも旅行バッグにゆとりができますし、重い荷物を持ち歩かない分、疲労度も違ってくると思います。
「紙」の本派の僕ですが「ガイドブックにバックパックのスペースを奪われる」ことには毎度ウンザリしてしまいます笑
「電子書籍」のガイドブックは分冊を購入できる
電子書籍だと必要なものだけ購入することができます。
例えばデンマークに旅行する場合、「地球の歩き方」では「北欧」を購入しないといけません。
ところが、「電子書籍」には「北欧が分冊化されたデンマーク」があります。価格も当然「デンマーク」の方が「北欧」よりも格安です。
必要な情報だけを安価で購入できるのは、デジタル化されている電子書籍の強みですね。
電子書籍でガイドブックを買うときのお勧めサービスは?
「紙」派の僕ですが、先述のように「電子書籍」でガイドブックを持つメリットもあります。
ぶっちゃけ「どっちが好みか」で決めればOKだと思います笑
ちなみに、「電子書籍」で購入するのなら、
あたりがおすすめです。
このあとで紹介するガイドブックは購入可能ですよ。
海外旅行にお勧めのガイドブック|「地球の歩き方」の一択です
海外旅行にお勧めのガイドブックはズバリ「地球の歩き方」です。
「地球の歩き方」は海外旅行のガイドブックでは定番中の定番ですね。
ベタな選出ですが、これ以外に選択の余地がありません。
理由としては、「他誌とは比べものにならない圧倒的な情報量」が掲載されているからです。
お勧めガイドブック「地球の歩き方」について
この一冊に「王道からディープな観光スポット」まで、その地域の観光情報がぜんぶ詰め込まれています。
情報の守備範囲が広過ぎますね。
観光スポットのほかにも、
- 空港の着いてから市街地までに行き方
- 市街地での観光モデルコース
- お勧めのレストランやホテル
など、その地域で必要な情報がすべて事細かく載っています。
「豆知識的なミニ情報」もたくさん載っていて、旅行準備段階でのその地域の予習にも役立ちますよ。
「地球の歩き方」はここに注意
「地球の歩き方」でひとつマイナスポイントを挙げるならば「莫大の情報量と引き換えに本の中身は文字だらけ」ということ。
どちらかと言えば「ガイドブックを見る」というよりは「本を読む」という感覚に近いです。
最初の頃はちょっとしんどいかもしれませんね。
まぁ慣れてしまえば、そこまで気にはなりません。
海外旅行のガイドブック|「見やすさ重視」のお勧め2選
「地球の歩き方」のほかで、お勧めのガイドブックは以下の2冊です。
- 地球の歩き方Plat
- タビトモ
この2冊のガイドブックは、情報量では「地球の歩き方」には劣りますが、写真やイラストを添えた視覚的な解説が理解しやすいです。
「情報量」よりも「情報の見やすさ」を重視したガイドブックですね。
お勧めできる人は、
- 「地球の歩き方」に加えて、見やすさ重視のガイドブックをサブ的に持ちたい人
- ある程度旅慣れしているから、細かい情報までは必要ない人
- マニアックな観光はせずに、王道スポットを王道ルートで周る人
といった方々です。
お勧めガイドブック「地球の歩き方Plat」
「地球の歩き方Plat」はイメージとしては「地球の歩き方のライト版」です。
このガイドブックでは、文字が多い本家「地球の歩き方」とは異なり、写真やイラストが多用されています。
文字情報を脳内で処理しなくても、ビジュアルがスッと頭の中に入ってくるから、直感的に内容を理解できますよ。
「交通機関のチケット購入手順や乗車・下車マニュアル」も写真や図表を交えて紹介されています。
こちらは本家「地球の歩き方」よりも分かりやすいです。
写真やイラストが増える分、情報量は削られますが、ガイドブックとして必要な情報は「地球の歩き方」並みです。
「地球の歩き方」から削られた内容は、「ディープな観光情報や細かい補足情報」といったところですね。
サイズは「地球の歩き方」よりもひと回り小さくてコンパクト、旅先での持ち歩きにも優れています。
ただし、発行されている国や地域はちょっと少なめです。
お勧めガイドブック「タビトモ」
「タビトモ」は「るるぶ」を発行するJTBパブリッシング社のガイドブックです。
情報量やサイズ感は「地球の歩き方Plat」と同じくらいです。
また、各ページのレイアウトにも統一感があり、どこを見ればいいのか迷いがない。
ユーザー目線をしっかりと研究していることが伺えますね。
「タビトモ」も「地球の歩き方Plat」と同様に、「写真やイラストを利用した観光スポット紹介」を取り入れています。
交通網や移動マニュアルもまた、写真や図表を交えて紹介させており、超絶分かりやすいです。
旅の軍資金にゆとりがあるのなら、「地球の歩き方」と「タビトモ」の併せ持ちが最強コンボだと個人的には考えています。
海外旅行のガイドブック|「女子旅」のお勧め3選
最近では、女性向け海外旅行のガイドブックもたくさんありますね。
その代表格が「aruco」「ララチッタ」「ことりっぷ」です。
arucoは「地球の歩き方」のダイヤモンド・ブック社、ララチッタは「タビトモ」のJTBパブリッシング社、ことりっぷは昭文社が発行しています。
それぞれ一般的なガイドブックと比較して、
- 雑貨やお土産等のショッピング情報
- カフェやスイーツなどの飲食店情報
が多めに掲載されている印象です。
そしてとにかく写真がでかい。
地図もゴチャゴチャと情報を載せすぎず、シンプルで見やすいです。
ただその分、全体の情報量は物足りない感があります。
その地域の知っておきたい最低限の情報は載っていますが、これらのガイドブックのみで海外旅行に出かけるには少し不安ですね。
これらのガイドブックは「メインで持って行くガイドブックのサブ的な役割」として持っておくのが良いと思います。
海外旅行のお勧めガイドブック|まとめ
以上、海外旅行のガイドブックについて、あれこれ紹介・解説でした。
- 地球の歩き方
- 地球の歩き方Plat
- タビトモ
- aruco
- ララチッタ
- ことりっぷ
以上です。