- 海外旅行に行くよ!
- 初めてバックパックで旅するんだけど、どういうものがいいの?
- バックパックの選考ポイントやお勧め商品を教えて!
とりま、バックパックは機内持込みできるものが大原則ですね。
というわけで、
- 海外旅行にお勧めのバックパック4選
- 海外旅行用のバックパック選考ポイントを解説
- お勧めバックパックの魅力を詳しく解説
など、「海外旅行にお勧めなバックパック」について、あれこれ紹介・解説していきます。
そのほか海外旅行の準備に関することは下の記事でまとめています。
もくじ
海外旅行に持って行きたいバックパック|お勧め商品とその理由
まずは、お勧めのバックパックを紹介します。
- Tellus 45(THE NORTH FACE)
- Rhyolite Pack Aztec(macpac)
- tribute 40(karrimor)
- SAAS FEE 40+5(MILLET)
この4つを選んだ理由としては、
- (1)機内持込みできるサイズ
- (2)ポケット・収納が多くて機能的
- (3)荷物が出し入れが簡単
- (4)ヒップハーネス付き
という共通の特徴を持っているからです。
順番に見ていきます。
ちなみに、各バックパックの詳しい紹介は後ほどです。
「ゴチャゴチャ言わんとさっさとバックパックを詳しく紹介してよ!」
って方は、下記リンクよりページをジャンプしていただければと思います。
海外旅行のバックパックを機内持込みしたい理由
海外旅行に持って行くバックパックは機内持ち込みサイズにすること。
これがヨーロッパや南米を旅してきた僕の結論ですね。
その理由は下記のとおり。
- ロストバゲージのリスク回避
- 追加料金がかからない
- 荷物回収の時間をカット
この理由について詳しく解説していきます。
なお、各航空会社が規定している「機内持ち込み手荷物」の上限サイズは、
だいたいこんなもんです。
※もちろん航空会社によって前後はありますよ。
ご自身で確認することはお忘れなく。
と言っても、バックパックはスーツケースのように形が決まっているものじゃありません。
少々サイズオーバーしていても、搭乗手続き直前でギュギュッとすれば、わりと何とかなります笑
機内持込みしたい理由①:ロストバゲージのリスク回避
預けた荷物が戻ってこないロストバゲージ。
海外旅行のトラブルの代表格ですね。
行きの飛行機で被害にあったら、計画していた観光プランも台無し、いきなりのゲームオーバーです。
ですが「SITA(航空に関する非営利団体)」のレポートによると、ざっくり毎年「全世界の飛行機利用客のうち0.5%」がロストバゲージの被害にあっているんです。
0.5%ということは、定員200人の国際線では確実に1人は被害にあう計算です。
というわけで、荷物は機内に持ち込んでいる方が安心ですよね。
機内持込みしたい理由②:追加料金がかからない
これはLCC(格安航空会社)に当てはまることですね。
LCCって格安とは言うものの、少しでもグレードを上げて、快適な空の旅を満喫しようとするものなら別途オプション料金が発生します。
受託手荷物もその一例で、中には、
というような高額なオプション料金が追加される場合がありますよ。
機内にさえ荷物を持ち込めたら別料金は発生しません。
LCCを格安に抑えたいのなら、バックパックは機内に持ち込めるサイズにしておくべきですね。
機内持込みしたい理由③:荷物回収の時間をカット
そもそも機内に持込んでいるので、受取場のベルトコンベア前で待っている時間が存在しません。
目的地についたらさっさと観光したい、せっかちな僕には最高の時短です。
あと「我先にと飛行機を降りて行った乗客」をここでゴボウ抜きできるのが、わりと快感だったりします。
と、いう感情的な話もあるんですが、旅のプランに影響する恐れがあるのはトランジットの時です。
普通なら「複数の飛行機を乗り継いで目的地の行く」とき、預けた荷物はいちいちピップアップせずとも目的地まで到着します。
ただし例外もあります。
- (1) トランジットで利用する航空会社が変わるとき
- (2) アメリカでトランジットするとき
(1)の場合は航空会社へ要確認ですが、(2)は確実に荷物のピックアップが必要です。
いったんピックアップするということは、トランジットの空港で荷物をもういちど預けるということです。
乗継ぎ時間の猶予がパツンパツンだったら、これはなかなかの死活問題になりますよ。
最悪「荷物を預けようとしている間に飛行機が飛んでった!」ってこともあり得ますよね。
疑問|機内持込みサイズのバックパックで海外旅行の荷物は入りきる? → 余裕で入る
上記の理由より、海外旅行でバックパックは機内に持込むべきですね。
ここで、
こんな疑問も出てくるかと思います。
海外に不安で、たくさん荷物を持って行きたいのは分かります。
でもそれじゃ、疲れるわ、体痛めるわ、で旅どころじゃなくなります。完全に逆効果ですね。
ちなみに、国内旅行に比べて、海外旅行の必需品って、
- パスポート
- 海外旅行の保険証
- ビザ(必要な場合のみ)
- コンセントの変換プラグ
くらいですかね。
まぁいく場所や旅のプランにもよりますが。
なので初めての海外旅行でも特別に身構える必要ありません。
国内旅行からちょびっと荷物が増えるくらいですよ。
しかも以上のアイテムは場所を取らないものばかりです。
バックパックの容量を圧迫することもないですよね。
最近の旅行用グッズはコンパクト化していてホントに場所を取らないです。
かさばる衣類やタオルも圧縮袋で驚くほどちっちゃくなりますよ。
なお衣類のパッキングには「Pack-It」が反則級の高性能で絶賛愛用中です。
以上より、荷物を持ち歩く場面がたくさんある海外旅行では、「備えあれば憂いなし」という考え方は捨てた方がいいかもですね。
「最悪、現地で買えばいいや」って思うことで、荷造りの気も楽になりますよ。
海外旅行のバックパックで「機内持込み」のほかチェックする項目は?
「機内持込みサイズ」にも、バックパック選びでチェックしておきたい項目はあります。
バックパック選考基準は、
- (1)機内持込みできるサイズ(解説済み)
- (2)ポケット・収納が多くて機能的
- (3)荷物が出し入れが簡単
- (4)ヒップハーネス付き
でしたよね。(2)〜(4)を解説します。
ポケット・収納が多くて機能的
小物類はバッグパックに入れる前に、バッグインバッグ状態で小分けに梱包するかと思います。
でもバックパックに大小いろいろなポケットが付いていれば、そもそも小分け用のバッグが不要ですよね。
- 電子機器類はこのポケット
- 衛生用品はこのポケット
と決めておけば取り出しも簡単ですよね。
荷物が出し入れが簡単
バックパックの奥底に入っているものは、荷物をいったん全部出さないと取り出せない。
なんてバックパックは使いものになりません。
荷物を取り出す度にイライラが蓄積してしまいます笑
- 全体がガバーッとファスナーで開ける
- 底近辺の荷物取り出し専用のファスナーがある
といった機能は絶対に必要です。
ただし、中身をどこからでも取り出せる、ということは盗難のリスクも高まります。
ちなみに僕の場合だと、雨が降っていなくてもバックパックには頻繁にレインカバーをつけています。
レインカバーはバックパックに必ずしも付属しているわけではありません。
持っていると何かと役立つので、こちらもチェックしておきたいですね。
ヒップハーネス付き
腰周りを固定してお腹の前でカチッと装着するアレですね。
これは隠れた名選手で、あるのとないのでは疲労度まったくが違います。
ヒップハーネスをしっかりと固定することで、バックパックが体に密着します。
揺れなどによる余計な荷重がかかるのを軽減してくれるので、長旅にはマストですよ。
お勧めのバックパックを詳しく紹介
冒頭で紹介したお勧めバックパックを詳しく紹介していきます。
- Tellus 45(THE NORTH FACE)
- Rhyolite Pack Aztec(macpac)
- tribute 40(karrimor)
- SAAS FEE 40+5(MILLET)
Tellus 45|THE NORTH FACE
僕がいま愛用しているバックパックです。
このバックパックを買った決め手は、何よりもデザインがカッチョいいからです。
って感じですよね笑
でもやっぱり、自分がカッチョいいと思えるバックパックを背負うことで、旅も楽しくなりますよ。
素材 | 210DスノーダイアHTナイロン、355DHTナイロン |
---|---|
寸法(cm) | 64.5×30.5×23 |
容量(L) | 47 |
重さ(g) | 1,490 |
レインカバー | 付属 |
その他特徴 |
|
寸法は機内持ち込みサイズをオーバーしていますね。
ですがこのバックパックを買うとき、ノースフェイスのショップ定員さんが、
と言ってくれたので、それを信じて買いました。
結果、これまでにサイズを測られたことや、持ち込みNGだったことはありません。
これくらいのサイズオーバーなら大目に見てくれるんでしょうね。
Tellus 45の魅力
「Tellus 45」はとにかくポケットが多いです。
サイドポケットは当然のことながら、
- フロント部分のポケット
- 雨蓋の表裏にもポケット
- ヒップハーネスにまでポケット
とポケットのゴリ押し状態です。
ポケットの大きさも大小さまざまです。
用途によって使い分ける事ができて、超便利です。
この中でも僕が重宝しているのはヒップハーネスのポケットです。
この部分はバックパックを背負いながらでも荷物を取り出せて、なおかつ自分の目の届く範囲にあります。
メインコンパートメント(メインの収納)は、間仕切りで上下に2分割して使えます。
2分割したときは、
- 上の収納はメインの取り出し口から
- 下の収納はバックパック底部分のファスナーから
それぞれ荷物を取り出せます。完全に独立して使えますね。
Rhyolite Pack Aztec|macpac
macpacはニュージーランド発のアウトドアブランドです。
ノースフェイスのショップで販売されていて、初めてその存在を知りました。
ノースフェイスでも取り扱われているくらいなので品質は確かなものですよ。
中でも「Rhyolite Pack Aztec」というバックパックがおすすめなので紹介します。
素材 | ECO AZTEC® Canvas、500D Cordura Nylon |
---|---|
寸法(cm) | 60x29x19 |
容量(L) | 47 |
重さ(g) | 1,670 |
レインカバー | 別売り |
その他特徴 |
|
Rhyolite Pack Aztecの魅力
「Rhyolite Pack Aztec」にはmacpacが独自に開発した素材「アズテック」が使用されています。
アズテック素材は「摩耗に強いコットン」と「腐食に強いポリエステル」を、専用の織機で織り上げています。
その結果、両方の素材のいいとこ取りを実現し、強い耐水性と高い耐久性を誇ります。
アズテック素材は経年劣化の少ない素材なので長く使い続ける事ができますね。
バックパックの構造的には、フロントジップでメインコンパートメントをガバーッと開けます。
中身の全体が見渡せて、荷造りも楽チンですね。
また、このフロントジップはトップ部分を開かなくても開閉ができます。
少ない手数で荷物の出し入れができて楽ですね。
さらに魅力的なのは、ヒップハーネスが取り外し可能なところ。
そもそも見た目がシンプルなデザインなのに、さらにシンプルになりますね。
いかにも「旅に出ます」「山登ります」みたいなゴリゴリのデザインじゃないので、普段使いにも抜群です。
tribute 40|karrimor
karrimorの「tribute 40」はバックパックながら、形がちゃんと整っていてPC収納のことも考えられています。
旅行はもちろんビジネスでも使いやすく、仕事・プライベートでの二刀流が可能です!
素材 | ジュニアバリスティックナイロン(KS-N840d JB) |
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寸法(cm) | 55x32x26 |
容量(L) | 40 |
重さ(g) | 1,230 |
レインカバー | 付属 |
その他特徴 |
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tribute 40の魅力
「tribute 40」はビジネスシーンでの利用が計算されたバックパックです。
サブコンパートメントは2つあり、
- (1)PCホルダー付きでドキュメント収納にぴったりのコンパートメント
- (2)ペンやカードサイズのホルダーが多数ついたコンパートメント
です。
この2つのサブコンパートメントで小物類の収納や出し入れが手軽にできますね。
メインコンパートメントはスーツケースのようにフルオープンで開閉できます。
中身を全体見渡せるので、荷物の出し入れがとても簡単です。
形状も四角い形なので、スペースを無駄なく使えて収納効率がいいですね。
ヒップハーネスは邪魔なときには収納できるように、専用のポケットが付いています。
SAAS FEE 40+5|MILLET
「SAAS FEE 40+5」は、最初に紹介したTHE NORTH FACE「Tellus 45」のMILLET版って感じですかね。
サイズなどの物理的な仕様から機能面まで、いろいろ似ています。
素材 | N/210 CORDURA® OX N/210D DOUBLE R/S SD (68*62) PU |
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寸法(cm) | 62x29x20 |
容量(L) | 40+5 |
重さ(g) | 1,570 |
レインカバー | 付属 |
その他特徴 |
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SAAS FEE 40+5の魅力
「SAAS FEE 40+5」の魅力は、ポケットの数が多い事。
サイドポケットや雨蓋、ヒップハーネスといろいろなところに付いています。
荷物を小分けするのにすごく便利ですね。
あとはメインコンパートメントを分割できて、ボトム部分を独立した収納として使う事ができますよ。
そうなんです、「SAAS FEE 40+5」の性能は「Tellus 45」によく似ています笑
素材やらサイズ・重さまでほぼほぼ同じで、特に差別化してお伝えできる魅力がありません笑
ここまできたら正直なところ、好みの世界ですね笑
海外旅行のバックパック|まとめ
以上、海外旅行のバックパックについての記事でした。
- Tellus 45(THE NORTH FACE)
- Rhyolite Pack Aztec(macpac)
- tribute 40(karrimor)
- SAAS FEE 40+5(MILLET)
- (1)機内持込みできるサイズ
- (2)ポケット・収納が多くて機能的
- (3)荷物が出し入れが簡単
- (4)ヒップハーネス付き
以上です。