こんにちは!「海外ひとり旅 & 個人旅行」大好きなキザルです。
2019年3月にドイツ第四の都市・ケルンを観光しました。
- ケルンにはどんな交通手段があるの?
- 観光に役立つ交通手段はどれ?
- 交通手段のお得な利用方法ってあるの?
観光する都市の交通手段にはどんなものがあるか気になりますよね。
今回この記事では、
- ケルン市街を運行する公共交通機関について
- ケルン観光に役立つ交通手段
- ケルンの交通料金システムやお得に利用する方法
といった「ケルン観光で知っておきたい交通知識」について僕の体験談を交えながら紹介していきます。
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---|---|
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※詳しくは【海外旅行の準備で必ず役立つ】お得なサービス・ノウハウまとめで紹介しています。
「ケルン観光」全体のまとめ記事はこちらです。
もくじ
ケルン市街の公共交通機関について
ケルン市街を運行する交通網には
- ドイツ鉄道の長距離列車
- S-Bahn(地上鉄道)
- U-Bahn(地下鉄)
- トラム(路面電車)
- 路線バス
以上のものがあります。
まずはこちらを紹介していきます。
ドイツ鉄道の長距離列車
これは日本でいう新幹線みたいなイメージでOK。
ヨーロッパの周遊旅行でケルンを訪れるときには、ドイツ鉄道の長距離列車を利用するはずです。
なのでこれらはケルン市街の交通網というより、ケルンを訪れるときやケルンから旅立つときに使う交通手段という感じですね。
また、これら長距離列車はケルンの鉄道ターミナル駅「ケルン中央駅」に乗り入れます。
ここからケルン市街のあちこちに行くため、S-BahnやU-Bahnに乗り換える、という具合に交通機関を利用する流れになると思います。
僕は今回の旅行では「ブレーメンからケルン」「ケルンからブリュッセル」と移動し、どちらもドイツ鉄道を利用しました。
ドイツ鉄道のチケットは、ケルン中央駅のドイツ鉄道事務所で買うことができますし、日本からでもドイツ鉄道のウェブサイトで購入可能です。
日本語非対応なのがわかりづらいですが、早期購入で半額以下くらい安くなりますよ。
チケットは「紙で印刷して持参」「ドイツ鉄道のアプリに取り込む」どちらでもOKです。
体験談として、日本で購入したチケットをアプリに入れてたら、現地で乗車時刻が全くデタラメな表示になってました。
でも、紙のチケットも持っていたのでトラブルにはなりませんでした。こんなこともあるかもしれないので紙のチケット持ってた方が無難ですね。
ドイツ鉄道には気をつけて!
今回のドイツ鉄道の旅では、
- ブレーメンからケルンの列車が突然の車両変更。指定席でチケットを取っていたのに、全員自由席に。
- ケルンからブリュッセルの列車が90分の大遅延。ブリュッセルの到着がけっこうな深夜に。
と、どちらの列車でもハプニングに見舞われました。
地上鉄道「S-Bahn」
S-Bahnはケルン市内を走る地上列車。在来線ってイメージでOK。
大都市ケルンの全域をS-Bahnはカバーしているので、ケルン中をあちこち移動するときに便利です。
地下鉄「U-Bahn」
U-Bahnとは地下鉄のことです。
ケルン市内の中心部に多くの路線が集中しており、S-Bahnより駅の間隔も短く設けられています。
ケルンの中心街をちょこまか動くのに便利です。
路面電車「トラム」
トラムもU-Bahnと同様、ケルン市内の中心街を走る交通機関です。
路線はそこまで多くありませんが、こちらも中心街のちょこまか移動には便利。
路線バス
そして、上記交通網の間を縫ってバス路線が張り巡らされてる感じです。
以上の路線図がKVB(ケルン市交通局)の公式サイトからも確認できます。
【体験談】ケルンの交通手段は何が最適?
ケルン市街中心部の観光にお勧めは、実は「徒歩」
についてですが、まずケルン観光では以下の観光スポットに行きたいとお考えの方、
- ケルン大聖堂
- ローマン・ゲルマン博物館
- ルートヴィヒ美術館
- ケルン旧市街
- ホーエ通り
- コルンバ美術館
- 香水博物館
- ホーエンツォレルン橋
これらの観光スポットは
ケルン中央駅から徒歩圏内!
にあります。
なのでケルン中央駅からは歩いていくのが最適です。
というより、近すぎて交通機関を使ってる方が逆に効率悪いって感じです。
ケルン旧市街なんかは街並みも素晴らしく、抜群の散策スポットですよ。
ライン川にかかるホーエンツォレルン橋も歩いて渡れます。
せっかくの機会、ライン川を歩いて渡るのもいい経験になるんじゃないでしょうか。
体験談としては、上記観光スポット以外を訪れるときに、初めて交通手段が必要かなという感想です。
行きたい場所へのアクセス方法は、先ほどの路線図をご覧ください。
ケルン中央駅から交通機関を使うときは?
大まかな目安として、ケルン中央駅から交通機関を使うときは
東方面に行くとき | S-Bahn |
---|---|
西方面に行くとき | U-Bahn(5、16、18番線) |
南方面に行くとき | U-Bahn(5番線) |
北方面に行くとき | U-Bahn(16、18番線) |
って感じで路線がありました。
ただし南方面に行くU-Bahnの5番線は2駅で終着駅です。
まぁあくまでも目安として、って程度なので詳しくは路線図をご覧ください。
ケルンの交通システムとお得なチケット
料金制度は「ゾーンシステム」
ケルン市の公共交通機関はすべて共通の料金制度「ゾーンシステム」で運営されています。
ゾーンシステムとは、、
- 移動距離に応じて料金が上がる日本の方式とは異なり、
- 地域ごとを「ゾーン」として区切って、
- その「ゾーン」を超えるごとに料金が上がる。
って考え方です。
なのでケルンでは、市内のどこに行っても同じ料金、ケルン市を超えると料金がアップするって仕組み。
下がゾーン区分図で、真ん中の赤色エリアがケルン市です。
この赤色内(ケルン市内)はどこに行っても同じ料金で移動できます。
料金はS-BahnやU-Bahn、どの交通機関を利用しても同じです。1回乗車チケットの料金は下表のとおり。
大人 | 子供 | |
---|---|---|
ケルン市内 | 3ユーロ ※4駅以内は2ユーロ |
1.6ユーロ ※4駅以内は1ユーロ |
ケルン市内 + 1ゾーン | 4ユーロ | 2ユーロ |
詳しい料金はKVB(ケルン市交通局)の公式サイトをご覧ください。
※料金表の「1b」がケルン市内で「2b」がケルン市を1ゾーン超えるときの料金
ケルン観光にお得な「ケルンカード」
ケルンで公共交通機関を利用するとき、上記の「1回乗車チケットを乗車するごとに買う」という手段もありますが、
ケルンカード
という観光にお得なチケットもあります。
ケルンカードは
- 公共交通機関の一定時間乗り放題のフリーパス
- 公共施設や飲食店の割引チケット
とダブルでお得な、ケルン観光には相性抜群なチケットです。
有効エリアはケルン市内の全域で、価格は下表のとおり。
24時間有効 | 48時間有効 | |
---|---|---|
シングルチケット (1人のみ有効) |
9ユーロ | 18ユーロ |
グループチケット (5人まで有効) |
19ユーロ | 38ユーロ |
ケルンカードの詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ケルンの交通手段まとめ
以上、ケルンの交通手段に関するあれこれ紹介でした。
まとめると、
- ケルン市内の交通機関には「S-Bahn」「U-Bahn」「トラム」「路線バス」がある。
- 料金体制は共通の「ゾーンシステム」採用。同じチケットですべての交通機関に乗ることができる。
- 「交通機関フリーパス」「公共施設・飲食店の割引チケット」を兼ね備えた「ケルンカード」でケルン観光がお得になる。
って感じです!
ケルン観光の準備
最後までお付き合い下さりありがとうございます。ここでは僕が旅行で利用しているサービス等を紹介するので、「安くて充実な個人旅行」の参考にしていただければと思います。
詳しくはこちらの記事でもまとめています。
クレカはとにかくたくさん持つ
クレジットカードには「海外旅行保険が手厚いもの」「海外キャッシングの手数料が安いもの」「海外空港ラウンジが無料で利用できるもの」と海外旅行と相性抜群なものがあります。
それぞれにメリットがあって1枚には選びきれないので、僕はそれら全部を発行しています。基本は年会費無料なのでリスクなしです。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
航空券の購入はSurprice(サプライス)
航空券は「Surprice(サプライス)」で購入しています。初めて聞く代理店かもしれませんが「Surprice(サプライス)」の運営会社は「H.I.S.」です。
H.I.S.が「旅行全般」を扱うのに対して、サプライスは「格安航空券」に特化、安心安全で割引クーポンも頻繁に配布しています。とにかく格安で航空券が手に入りますよ。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
ホテル予約
ホテル予約サイトは「Expedia」「agoda」「Booking.com」を利用しています。
Expediaとagodaでは格安なプランが多く、セールやキャンペーンも頻繁に開催されるので低価格重視ならまず間違いなしです。
Booking.comはホテルの外観や客室の写真が多く、雰囲気づかみに最適。価格もリーズナブルなものが多く、年会費無料の「Booking.comカード」と合わせて利用することでさらにお得です。
なお、ケルンで宿泊するのなら「ケルン中央駅」周辺がお勧め。
ケルン中央駅はこの街の観光窓口になるので、
- 市街各所や周辺都市へのお出かけも簡単
- 深夜の到着や早朝の出発でも安心
というメリットがあります。
詳しくはこちらの記事でまとめています。