- コペンハーゲンにはどんな交通手段があるの?
- 観光に便利な乗り物って何なん?
- お得に利用できる方法とかあれば教えてよ!
「コペンハーゲン観光に行くよ!」という方は、
こんなことが気になるかと思います。
今回この記事では
といった「コペンハーゲンの交通手段」について僕の観光体験を踏まえて紹介していきます。
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「コペンハーゲン観光」全体のまとめ記事はこちらです。
もくじ
コペンハーゲン観光に最適は交通手段は「路線バス」
まずはコペンハーゲン市内で利用できる公共交通機関には以下のものがあります。
- デンマーク国鉄(以下DSB)
- メトロ
- 路線バス
- 水上バス
結論言っちゃうとこの中でコペンハーゲン観光で最も役立つのは「路線バス」です。
というのも、上記交通機関の主要路線・主要駅をマップ上で示すと
①コペンハーゲン空港 ②コペンハーゲン中央駅 ③ノアポート駅 ④コンゲンスニュートー駅
①デンマーク国鉄 ②メトロM2路線 ③メトロM3路線 ④水上バス路線
こんな具合です。
そして「路線バス」は市内の至るところにバス停が網羅されていて、上記マップでは表現しきれません。
コペンハーゲンの有名観光スポットの近くには確実にバス停があります。
バス停での待ち時間も短く、バスはサクサクやって来るのでロスなく観光できましたよ。
コペンハーゲンの公共交通機関を詳しく紹介
コペンハーゲンの公共交通機関を順に見ていきます。
「DSB」はコペンハーゲン空港や周辺都市への交通網として
DSBは市内の中心部に路線が通っています。が、これは「市内の観光」というよりも
周辺都市とコペンハーゲンを結ぶ交通網
という認識でOKです。
- 周辺都市からコペンハーゲンへのアクセス
- デンマークの国際空港「コペンハーゲン空港」から市内中心部へのアクセス
には、DSBで「コペンハーゲン中央駅」へ行くのが王道ルート。
「コペンハーゲン中央駅」はこの街の鉄道ターミナル駅で、
この駅でメトロや路線バスに乗り換えて市内を観光
という風に「DSB」「メトロ」「路線バス」を使い分ける感じですね。
僕はこの旅では
- コペンハーゲン空港 → コペンハーゲン中央駅
- コペンハーゲン中央駅 → ハンブルク中央駅(次の目的地)
でDSBを利用しました。それぞれの関連記事はこちらです。
「メトロ」新路線でコペンハーゲンの交通事情に変化も
「中央駅でメトロに乗り換える」と言いましたが、実はコペンハーゲン中央駅にメトロが乗り入れるようになったのは2019年のことです。
それまでコペンハーゲンには、マップのM2路線含めて2つの路線しかなくて、観光には少し不便でした。
そしてM3路線の登場ですね。
M3路線は「コペンハーゲン市庁舎」「ニューハウン」「アマリエンボー宮殿」など、コペンハーゲンの人気観光スポットの近くに駅があります。
これらがコペンハーゲン中央駅と直結するわけですからね、
って感じです笑
なので今ではメトロも路線バスと同じく有効に使えるはず。
「路線バス」はコペンハーゲン観光に最適な交通網
とはいえ、それでも路線バスが観光には一番有効です。
コペンハーゲンの街中はバスの路線が充実していて、そこら中を路線バスが走っています。
複数のバス路線が乗り入れているバス停も多く、乗り換えもスムーズ、フットワーク軽くあちこちに行けます。
各バス停に詳しい路線図もあるので
- どのバスに乗ればどこに行けるのか
- 乗り換えはどうすれば良いのか
が一目瞭然、戸惑うこともなく利用できました。
というわけで、
効率よく観光するために「路線バス」を使わない手はありません(断言)。
「水上バス」はコペンハーゲンにフィットした交通機関
「水上バス」は街中に運河の流れるコペンハーゲンならではの交通手段ですね。
観光での交通手段としては「水上バス」の出番はあまりないかと思いますが、これ、遊覧船の代用として利用するのが割とお勧めです。
というのも、コペンハーゲンにある「運河クルーズツアー」と比べて
水上バスは値段がめっちゃ安い!
のです。
料金の比較はこんな感じ(1DKK = 16円として計算)
運河クルーズツアー | 95DKK(約1,520円) |
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水上バス | 24DKK(約380円) |
ただし「運河クルーズツアー」のような優雅なものじゃないので、そこら辺は割り切ってくださいね。
水上バスにご興味ある方はこちらをご覧いただければと思います。
コペンハーゲンの交通チケットについて
1回乗車券の購入は「ゾーンシステム」に要注意
上記で示した4つ公共交通機関では「共通のチケット」が利用可能です。
チケットは駅や空港にある券売機から購入できますし、路線バスでは運転手から直接購入できます。
券売機では「現金」もしくは「カード決済」での支払いが可能です。「海外キャッシング」「海外でのカード決済」はこちらをご覧ください。
チケット購入にあたって注意しておきたいのは「ゾーンシステム」という料金制度です。
どんなものかというと、まずは「ゾーン」というのが
このようにコペンハーゲンの街を細かいエリアごとに分割したものです。そして「ゾーンシステム」とは
- ゾーン内の移動であればどこまで行っても同じ料金
- ゾーンを越えるごとに料金がアップする
という考え方です。
1回乗車券の料金はこのとおり
- 1〜2ゾーンの移動では24DKK(約380円)
- 1ゾーンを越えるごとに12DKK(約190円)の料金アップ
「乗る駅と降りる駅がどのゾーンに属しているのか」を把握しないとチケットが買えないので、初めて利用する人には少し難しいかもしれませんね。
コペンハーゲンの交通機関の1回乗車券は1時間有効です。チケットを購入してから1時間以内であれば「メトロ → 路線バス」のような乗り継ぎも可能ですよ。逆に購入してから1時間以上経過すると、1度も利用していなくても無効になります。これは注意!
観光には交通機関フリーパス「CityPass」が便利
コペンハーゲンには「CityPass」という公共交通機関フリーパスがあります。
- 初めての人にはゾーンシステムがよくわからん!
- 乗る前にいちいち1回乗車券を買うのは面倒!
- これ1枚で全ての公共交通機関に乗れる!
ということより、観光には「CityPass」を利用するのがお勧め。
コペンハーゲンの主要観光スポットを含んだゾーンが有効範囲なので、複雑なゾーンシステムを理解する必要もないです。
料金はこのとおり
CityPass(1日利用の最安値) | 80DKK(約1,280円) |
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1回乗車券(ゾーンを越えないとき) | 24DKK(約380円) |
1日観光だったら4回乗ればお得な計算ですね。
「CityPass」は券売機から購入できます。僕はコペンハーゲン観光にはこれを利用しました。
詳しくはこちらの記事をご覧いただければと思います。
「交通手段」+「観光施設」がお得な「Copenhagen Card」
CityPassの効果に加えて、
- チボリ公園などの観光施設
- 美術館や博物館
- お城や教会
- 観光ツアー
などが無料もしくは割引価格で利用できる「Copenhagen Card」というチケットもあります。
有効期限と料金はこちら
24時間有効 | 399DKK(約6,380円) |
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48時間有効 | 599DKK(約9,580円) |
72時間有効 | 739DKK(約11,820円) |
120時間有効 | 989DKK(約15,820円) |
CityPassと比べると割高ですね。
けど、がっつり観光する方はこちらがお得になるかも知れません。いちど検討するものありですね。
「Copenhagen Card」は券売機では購入できず、販売場所はこちらのリンクをご覧ください。
下記、公式サイトです。
コペンハーゲンの公共交通機関の利用方法
コペンハーゲンの交通機関は超アナログな世界です。利用には次のことを気をつけてください。
「DSB」と「メトロ」
DSBとメトロには改札はありません。
車内巡回の係員がチケットを目視確認
というスタイルです。
僕の利用した感じだと、チケット巡回に遭遇する方がレアでした。
なのでシステム上は無銭乗車も可能ですが法律上はもちろんアウト、必ずチケットを持って乗車してくださいね。
ちなみに、中央駅のプラットフォームにはチケットリーダーっぽいのがありました。
ですが、「CityPass」をかざしてみたところで何も起こりませんでした。
恥ずっ。
「路線バス」と「水上バス」
路線バス、水上バスにも「ピッとかざすチケットリーダー」がないです。
チケットは乗車時に運転手が目視で確認します。
路線バスの利用手順はこちら
- 運転席のある前方ドアからバスに乗る
- チケットを運転手に見せる(持っていない場合はここで購入)
- 降りたいときはブザーで知らせる(日本のバスと同じスタイル)
- バス前方以外のドアから降りる
水上バスの場合は、乗降口が一箇所しかありません。乗り場にも必ず各駅停車で運航するので、降りたいところで降りればOKです。
コペンハーゲンの交通手段まとめ
以上、コペンハーゲンの交通手段について紹介しました。
まとめると、
- コペンハーゲンの公共交通機関には「DSB」「メトロ」「路線バス」「水上バス」がある
- 観光に最適なのは「路線バス」
- 「ゾーンシステム」という料金システムが複雑で、1回乗車券よりもフリーパスを購入するのがお勧め
ってことです。
コペンハーゲン観光の準備
最後までお付き合い下さりありがとうございます。ここでは僕が旅行で利用しているサービス等を紹介するので、「安くて充実な個人旅行」の参考にしていただければと思います。
詳しくはこちらの記事でもまとめています。
クレカはとにかくたくさん持つ
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それぞれにメリットがあって1枚には選びきれないので、僕はそれら全部を発行しています。基本は年会費無料なのでリスクなしです。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
航空券の購入はSurprice(サプライス)
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ホテル予約
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「コペンハーゲン観光にお勧めなホテル」はこちらの記事でまとめています。