南米という未知の世界、そしてウユニ塩湖という秘境の地にはどんな準備が必要なの?
ウユニ塩湖に旅立つ前に必要な準備すべて教えて!
- ウユニ塩湖観光に準備しておくべき持ち物を紹介
- ウユニ塩湖に行く前に準備したい病気対策
- 旅行保険・航空券・ホテル予約のお得な準備情報
など、ウユニ塩湖に旅立つ前に準備しておきたいことを紹介・解説します。
この記事は当時の体験談をもとに書いています。
もくじ
ウユニ塩湖への準備【持ち物・服装】
まず、ウユニ塩湖はわりとぶっ飛んでる環境です。
その一例が下記のとおり。
- 標高が高くて空気が激薄
- 昼と夜の寒暖差がえげつない
- 日中の眩しさは目も開けられないレベル
などなど、日本じゃ体験できない事ばかりです。
というわけで僕のウユニ塩湖の観光体験談から、準備しておくべきウユニ塩湖観光に必要な持ち物などを紹介します。
とりま、日焼け止めグッズの準備は必須ですよ!
ウユニ塩湖への準備【病気対策】
イエローカードの準備(黄熱病の予防接種)
ボリビアは黄熱病に感染する恐れがある国として「黄熱病リスク国」とされています。
潜伏期間は3 – 6日で、突然の発熱、頭痛、背部痛、虚脱、悪心・嘔吐で発症する。発症後3 – 4日で症状が軽快し、そのまま回復することもある。しかし、重症例では、数時間から2日後に再燃し、発熱、腎障害、鼻や歯根からの出血、黒色嘔吐、下血、子宮出血、黄疸などがみられる。
黄熱病の死亡率は、30 – 50%とされている。
出典:Wikipedia
黄熱病対策としては予防接種が日本で受けられますよ。
黄熱病の予防接種を行なっている検疫所
予防接種を受けると、その証明として「イエローカード(黄熱病予防接種証明書)」がもらえます。
国によってはイエローカードがないと入国拒否される場合もあるので、これの準備は必須です。
ボリビアでイエローカードの準備が必須のときは下記のとおりです。
- 「黄熱病リスク国」からボリビアに入国するとき
- ボリビアから「黄熱病リスク国」に出国するとき
いちどの予防接種で生涯有効なのでこの機会にでもサクッと受診しちゃいましょう♪
高山病の薬を準備
ウユニ塩湖のあるボリビアは標高がとんでもなく高いです。
ウユニ塩湖の標高は3,663mもあります。
また空路でウユニに行く場合には、途中で通過するエルアルト空港は標高4,061.5mです。
※参考:富士山の標高が3,776m
高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2400メートル以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる。 主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、眠気(めまい)である。他に、顔や手足のむくみ、眠気やあくびなどの睡眠障害、運動失調、低圧と消化器官の機能低下からくる放屁などが現れることもある。低酸素状態において数時間で発症し、一般には1日後 – 数日後には自然消失する。しかし、重症の場合は高地脳浮腫(High-Altitude Cerebral Edema; HACE)や高地肺水腫(High-Altitude Pulmonary Edema; HAPE)を起こし、死に至ることもある。
出典:Wikipedia
高山病の対策としては、平地から徐々に高所へと移動し体を慣らしていくのがベストです。
が、いきなり降り立つ空港が標高4,000m超えではどうしようもできませんよね。
また、高山病の症状には個人差もあります。
かなりの重症でウユニ塩湖の滞在期間すべて寝込んでしまう人もいれば、まるで平気の人もいます。
そんな高山病ですが、日本にいるうちに対策を準備しておくことは可能です。
高山病対策として「ダイアモックス」という薬があります。
この薬を高所にいく数日前から、半錠ずつチビチビ服用していく感じです。
この薬を準備していたおかげか、僕はエルアルト空港に到着した瞬間には指先にピリピリとした感覚があったものの、20〜30分で症状は治りました。
それ以降は特に何事もなく過ごせましたよ。
ウユニ塩湖への準備【保険】
海外に行くのなら旅行保険に加入しておくべきですよね。
ここで、海外旅行保険に完全無料で加入できる裏技があります。
クレジットカードには旅行保険が付帯するものがあります。
また、旅行保険は加入した分だけ適用額を合算できます。(死亡保険は除く)
なのでこれらクレカをたくさん準備しておけば、保険会社とほとんど大差ない保険適用額が得られます。
作るリスクなしなので、とりあえず下で厳選したクレカを準備しましょう♪
参考までに「南米」「2週間」「ひとり旅」って条件で旅行保険をざっくり検索したところ、価格は5千円〜1万円くらいです。
これがタダになるのは嬉しいですね。
ウユニ塩湖への準備【個人旅行】
ウユニ塩湖までの航空券を準備
航空券の購入は格安チケットを検索できる、スカイスキャナーやトラベルコが便利です。
ここで、検索結果のまま一番安い代理店で航空券を買うはけっこうリスクがあります。
というのは、
- 格安代理店は購入時にトラブルが発生しているケースが多くある
- いざトラブルになったとき、カスタマーはほぼ日本語非対応で不親切
といった事例があるからです。
僕はざっくり以下の手順で航空券を買っています。
ちょっと手数が多くなりますね。
でも安心・安全のために頑張ってますよ笑
ウユニ塩湖のホテル予約
ウユニ塩湖から車でおよそ1時間のところにウユニ村があります。
ウユニ村は、町の産業として「ウユニ塩湖の観光業」に全力をそそいでいます。
観光客に必要な施設はすべて揃っていますよ。
- 「ウユニ塩湖ツアー」を扱う旅行代理店
- ホテル
- レストラン
- 水・日用品が買える売店
都心部からも離れた南米の小さな村がこれほど栄えているのは、ほぼほぼ奇跡ですね笑
またウユニ村は、日本からウユニ塩湖を目指すとき公共交通機関で到達できる最終地点でもあります。
飛行機だろうがバスだろうが、たどり着くのはウユニ村ですよ。
以上より、個人旅行でウユニ塩湖を観光するには
- まずは公共交通機関でウユニ村まで行く
- 基本はウユニ村を観光拠点として行動する
- ウユニ塩湖に行きたいときは村の旅行代理店を利用する
という流れが定番となっています。
要するにウユニ村は、ウユニ塩湖の観光窓口としてけっこう重要な町なんです。
ここに滞在することでウユニ塩湖の観光効率がぐんと高まりますね。
ホテル予約にはExpediaかagodaがオススメです。
どちらもサイト構成が分かりやすくて希望する条件のホテルが探しやすいです。何かとキャンペーンもやっているので、けっこう格安の予約もできます。
※Expediaの気になる評判はExpedia(エクスペディア)の評判でまとめています。
また、ホテルの雰囲気を探るにはBooking.comが抜群です。
外観や客室の写真が多く載ってるので、視覚的にホテルのイメージがつかみやすいです。
これらをあわせて利用することで、わりと失敗のないホテル選びが実現できますよ。
ウユニ塩湖への準備|まとめ
以上、ウユニ塩湖の観光・旅行前に準備しておきたいことアレコレについての紹介・解説でした。
ウユニ塩湖およびボリビア観光のガイドブックは「地球の歩き方」がオススメです。
紹介されている情報量が他誌とくらべて圧倒的に多く、この1冊さえあれば十分ですよ。
その他のガイドブックも含めて海外旅行にオススメのガイドブックで紹介しています。
以上です。