- 海外旅行保険付きのクレジットカードにはどんなものがあるの?
- 上記の中から発行するクレジットカードを選ぶとき、何を基準にすればいいの?
- お勧めのクレジットカードとその特徴を教えて!
海外旅行に行くときには、海外旅行保険への加入は必須ですよね。
「どの保険がいいんだろう?」と、「保険会社の海外旅行保険」をご検討中の方も少しお待ちください!
発行特典として「海外旅行保険が付帯するクレジットカード」があるんです。
以上に該当した方、これホントもったいないですよ。
というわけで、今回この記事では
- 海外旅行保険が付帯するお勧めのクレジットカードはズバリこれ!
- 海外旅行保険付きのクレジットカードは、ここに注目して選定しよう
- お勧めのクレジットカードを詳しく紹介するよ!
といったことを紹介していきたいと思いますので、少しだけお付き合い頂ければ嬉しいです。
1〜2年に1度くらいガッツリ有給とって世界を旅してるキザルです。ガチの旅人ってわけじゃなく「仕事の合間にひとり旅する個人旅行者」って感じですね。これまで訪れた国は15カ国くらい?そこまで多くはない笑
このブログでは、これまでに蓄積した旅行知識をもとにあれこれ書いてます。
そのほか海外旅行の準備に関することは下の記事でまとめています。
もくじ
海外旅行保険付帯のクレジットカード|お勧め5枚
まずはここで紹介する「海外旅行保険付帯のクレジットカード」は以下のものです。
その理由を見ていきます。
「年会費無料」クレジットカードの「大量発行」で、強力な海外旅行保険
まず海外旅行保険付帯のクレジットカードは「年会費無料」が望ましいです。
まぁ年会費は無料に越したことはないので当然といえば当然ですね。
ただ年会費を安く抑えることにはもう一つ理由があって、クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、
「その保険金額を合算」
することができます。
どういうことかというと、例えばクレジットカード3枚持ってて、それぞれの傷害治療費用が、
クレジットカードA | 100万円 |
---|---|
クレジットカードB | 200万円 |
クレジットカードC | 300万円 |
だったとすると、適用される保険金額はその合計の
100 + 200 + 300 = 600 万円っていうわけですね。
なので、
- (1)補償額は手厚いけど、年会費が高いクレジットカード
- (2)補償額はそこそこだけど、年会費無料のクレジットカード
だと、(1)を1枚発行するよりも(2)を大量発行した方が「手厚い保険金額を無料でゲットできる」ことになります。
つまり、3枚のクレジットカードの「傷害死亡・後遺障害」が
クレジットカードA | 1,000万円 |
---|---|
クレジットカードB | 2,000万円 |
クレジットカードC | 500万円 |
の時には、一番高額なクレジットカードBの 2,000 万円が適用されます。
なお、保険会社の海外旅行保険を契約したとき、
- (1)保険会社の保険金額
- (2)クレジットカード付帯の保険金額
この場合は「傷害死亡・後遺障害を含めて(1)+(2)の保険金額」が適用されます。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険の保険金額は合算できる。ひとつひとつの保険金額は平凡でも、年会費無料のクレジットカードを数多く発行すれば、割りと充実したものになる。
クレジットカードの海外旅行保険は「自動付帯」が神すぎる
クレジットカードの海外旅行保険が適用される条件として「自動付帯」と「利用付帯」があります。
ざっくり下のとおりです。
自動付帯 | クレジットカードを持っているだけで保険が適用される |
---|---|
利用付帯 | 旅行の交通費やツアー代金を、クレジットカードで支払うことで保険が適用される |
「自動付帯」は旅行代金の支払いに、そのクレジットカードを使わなくても海外旅行保険が適用されます。
「ただ持っているだけで適用される」とは神ですね。
さらに言うと、海外旅行保険「自動付帯」のクレジットカードは、
- 発行してから1回も利用したことがなくても適用されます
- 海外旅行出発前にカード会社への申請不要で適用されます
- 海外旅行にそのクレジットカードを携行しなくても適用されます
と、びっくりするくらい「自動」で適用されます。
これ、逆に疑いたくなるわ笑
でも事実です。
保険付帯のクレジットカードには
「事故発生日から◯◯日以内にカード会社に連絡しないと保険が適用されない」
といった条件が定められているケースがほとんどです。
緊急時にはスムーズに手続きできるような体制は整えておきましょう。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」があり、持っているだけで保険が適用される「自動付帯」がお勧めです。「自動付帯」は海外旅行に携行することすら不要ですが、万が一に備え携行はしておきましょう。
クレジットカードのブランドは「2大国際ブランド」が何かと便利
最初に言っておくと、これは「年会費無料」「自動付帯」ほど注目するポイントではありません。
特に、
って方には全く不要なので、気にしなくてOKです。
なので、さくっと説明しておきます。
まず、クレジットカード業界には、世界各国で利用できる5大国際ブランドがあります。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- DINERS CLUB
この中でも特に「VISA」「MasterCard」が2大国際ブランドと呼ばれるほど、利用できるお店が圧倒的に多いです。
なので、「最低1枚ずつは上記2ブランドでクレジットカードを発行」しておきたいですね。
年会費を払ってでもお勧めな「楽天プレミアムカード」の破壊力
というわけで、選定条件が揃いました。
各条件でクレジットカードを比較したのが、下表のとおり。
年会費 無料 |
自動 付帯 |
2大国際 ブランド |
|
---|---|---|---|
REX CARD |
◯ | ◯ | ◯ |
エポス カード |
◯ | ◯ | ◯ |
Booking .com カード |
◯ | ◯ | ◯ |
Ponta Premium Plus |
◯ | ◯ | × |
楽天 プレミアム カード |
× | ◯ | ◯ |
「楽天プレミアムカード」以外は
年会費無料でノーリスク
こちらが損することは一切ないので、今すぐにでも発行しちゃってOKです。
後ほどちゃんと紹介します。
ここで「年会費無料を大量発行すべし!」と言いながら、なんで年会費が必要な「楽天プレミアムカード」がお勧めなの?
と思うかもしれませんが、答えは簡単で、
年会費を払ってでも発行したいくらい「楽天プレミアムカード」は海外旅行と相性抜群なクレジットカード
だからです。
- 世界各国のゴージャスな「空港ラウンジ」を無料で利用できる
- 海外旅行保険が「自動付帯」では破格な保険金額
- 現地「トラベルデスク」が安心安全な旅行をサポート
詳しくは下の記事でも紹介しています。
それから「楽天プレミアムカード」は、ゴールドカードに相当するクレジットカードです。
保険金額も他のカードとは比べ物になりません。
そもそも「年会費無料」「自動付帯」のクレジットカード自体が珍しく、探しに探し抜いての上記4つです。
なので、
全体の保険金額の底上げ
という意味でも楽天プレミアムカードは一役買っています。
ちなみに、楽天プレミアムカードの「海外旅行保険の補償内容と保険金額」は以下の通りです。
傷害死亡・後遺障害 |
|
---|---|
傷害治療費用 | 自動付帯:300 万円 |
疾病治療費用 | 自動付帯:300 万円 |
賠償責任 | 自動付帯:3,000 万円 |
携行品損害 |
|
救援者費用 | 自動付帯:200 万円 |
楽天プレミアムカードの年会費は10,000円(税別)です。
ご自身の旅行プランとあわせての検討でOKだと思います。
個人的には、年1度でも海外旅行するのなら
十分に年会費相当の価値は回収できる
と信じています。
海外旅行保険付帯のクレジットカード|お勧めを詳しく紹介
REX CARD
REXカードは、「価格.com」「食べログ」を運営のカカクコムが提供するクレジットカードです。
「年会費無料」「自動付帯」「2大国際ブランド」では最高クラスの海外旅行保険ですよ。
「海外旅行保険の補償内容と保険金額」は以下の通りです。
傷害死亡 | 2,000万円 |
---|---|
後遺傷害 | 80~2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害免責 | 20万円 |
救援者費用 | 200万円 |
そのほか魅力はざっくり解説しておきます。
REX CARDはポイント還元率が魅力的です。
REX CARDのポイントは「REX POINT」という独自のポイントで還元されます。
その還元率は原則1.25%で、「価格.com安心支払いサービス」やリボ払いを利用するなど、条件に応じてさらにアップします。
くわしくは下記の公式サイトをご覧いただければと思います。
この記事で紹介するクレジットカードでMasterCardに対応してるのはREX CARDのみです(楽天プレミアムカードは除いて)。多くのブランドを網羅するためにも、REX CARDはMasterCardで発行することをお勧めします。
エポスカード
エポスカードは、「マルイ」を運営する丸井グループの発行するクレジットカードです。
死亡・後遺障害ではREX CARDには及びませんが、治療費用の保険金額は充実しています。
特に、疾病治療費用は無料で作れるクレジットカードではトップクラスです。
「海外旅行保険の補償内容と保険金額」は以下の通りです。
傷害死亡 | 500万円 |
---|---|
後遺傷害 | 500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円 |
救援者費用 | 100万円 |
そのほか魅力はざっくり解説しておきます。
エポスカードは、発行している丸井グループでの利用で魅力的な恩恵が受けられます。
また、マルイ以外でも約10,000店の飲食店やカラオケなどと提携しています。
カード提示で様々な優待が適用されますよ。
くわしくは下記の公式サイトをご覧いただければと思います。
Booking.comカード
Booking.comカードは三井住友カードの提供するクレジットカードです。
三井住友カードには手厚い海外旅行保険が付帯していますが、「年会費が必要」「利用付帯」と、敷居の高いものが多いです。
ですがBooking.comカードは「手数料無料」「自動付帯」で三井住友カードの海外旅行保険が適用できちゃいます。
これは、知る人ぞ知る抜け穴ですね笑
「海外旅行保険の補償内容と保険金額」は以下の通りです。
傷害死亡 | 300万円 |
---|---|
後遺傷害 | 300万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,500万円 |
携行品損害 | 20万円 |
救援者費用 | 150万円 |
そのほか魅力はざっくり解説しておきます。
Booking.comカードは専用の予約サイトで宿泊予約することで、宿泊料金の6%がキャッシュバックされます。
さらに現在Booking.comカードでは、「Booking.Genius」会員にアップグレードとなるキャンペーンを実施中、カードに入会するだけで宿泊代金10%オフが可能となりますよ。
合わせて16%の驚異の還元率、破格の待遇ですね。
海外旅行するのならホテル予約は必須なので、普通に利用する機会のあるクレジットカードだと思います。
くわしくは下記の公式サイトをご覧いただければと思います。
Ponta Premium Plus [リボ払い専用カード]
Ponta Premium Plusは申込み時に「一般カード」か「リボ払い専用カード」かを選べます。
「海外旅行保険の補償内容と保険金額」は以下の通りです。
傷害死亡 | 2,000万円 |
---|---|
後遺傷害 | 80~2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円 |
救援者費用 | 200万円 |
そのほか魅力はざっくり解説しておきます。
特筆する点としては、その名の通り「Ponta」ポイントの貯まるクレジットカードです。
Ponta提携店との相性は抜群で、ポイントのダブル獲りもできちゃいますよ。
ってくらいですかね。
くわしくは下記の公式サイトをご覧いただければと思います。
海外旅行保険付帯のお勧めクレジットカード|まとめ
さいごに、この記事で紹介したクレジットカード
- ①REX CARD|年会費無料
- ②エポスカード|年会費無料
- ③Booking.comカード|年会費無料
- ④Ponta Premium Plus|年会費無料
- ⑤楽天プレミアムカード|年会費10,000円(税別)
の保険金額の合算と、「保険会社の海外旅行保険」を比較してみます。
クレジットカードは「自動付帯」の保険金額です。
保険会社のものは「14日」「ひとり旅」「ヨーロッパ」を条件に調査しました。
その結果が下表のとおりです。
保険料 (年会費) (円) |
傷害死亡・ 後遺障害 (万円) |
傷害 治療 費用 (万円) |
疾病 治療 費用 (万円) |
賠償 責任 (万円) |
携行品 損害 (万円) |
救援者 費用 (万円) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
①〜④ 合計 |
無料 | 2,000 | 700 | 770 | 8,500 | 80 | 650 |
①〜⑤ 合計 |
10,000 | 4,000 | 1,000 | 1,070 | 11,500 | 110 | 850 |
損保ジャパン 日本興亜 |
8,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 10,000 | 30 | 1,000 |
ジェイアイ 傷害火災 |
4,950 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 10,000 | 30 | – |
エイチ・エス 損保 |
4,860 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 10,000 | 30 | 1,000 |
ざっくりとした比較ですので、くわしくは下記よりお調べいただければと思います。
カード特典も考えたら、クレカの方がコスパ良いなっ
と思って頂けたら幸いです。
以上、海外旅行保険が付帯するお勧めクレジットカードの紹介でした。